Nexus5 のバッテリーを交換する
はじめに
本記事では Nexus5 のバッテリーを交換する方法を説明します。
Nexus5 とは
LGエレクトロニクス製のAndroid端末です。2013年11月に発売されて2年経とうとしていますが、Android 6.0 である Marshmallow も提供開始されています。2015年10月に後継機種となる Nexus 5X が発売されましたが性能的にはまだ現役で戦えるモデルです。中古価格もこなれてきている点も見逃せません。
Nexus5 のバッテリーを交換する
昨今、バッテリーを「簡単には」交換できない端末が増えてきています。Nexus5 もご多分に漏れずバッテリー蓋が無く、簡単には交換することができません。そう、「簡単には」というところがポイントです。ちょっとだけ頑張ればバッテリーの交換が可能です。今から説明する方法はメーカーサポート外の内容になります。誤って壊してしまっても修理を受け付けてもらえない可能性もあります。その点には注意しましょう。
道具を揃える
Nexus5 のバッテリーを交換するのに必要な道具(工具)を揃えます。
- Y字ドライバー
- オープナー、ピック的な何か
オープナーはギターのピックや薄い会員カードでも代用が効くかもしれません。ケースを傷つけてしまわないようにあまり硬すぎないものの方が良いです。ヘラを使った日にはケースが欠けてしまいます。
裏蓋を開ける
オープナーを使って裏蓋を開けます。裏蓋は複数の爪によって固定されているので隙間にオープナーを差し込んで少しずつこじって開けます。イヤホン端子かマイクロUSB端子の脇から滑り込ますと上手にいきます。ポイントは少しずつです。無理やりこじってしまうと爪が破損するので注意しましょう。端末の下側は上蓋が両面テープで止まっているのでゆっくりとテープを引き剥がすように持ち上げます。端末の真ん中にも爪があるので外す時は慎重に上に持ち上げます。
コネクタなどを覆っているカバーを外す
裏蓋を開けたら次はコネクタなどを覆っている黒いカバーを外します。ここはネジ6本で止まっており、Y字ドライバーで開けます。ネジ山を舐めやすいので丁寧に回しましょう。また、ネジは小さく無くしやすいので外したあとは飛んで行かないように小皿とかに置くと安心です。え?机の下に飛ばして焦ったことは秘密です。
コネクタを外す
コネクタを二箇所外します。これらも慎重に持ち上げます。少しずつ、丁寧に、慎重にと繰り返していますが通常は触らない内部なので手荒に扱うと簡単に壊れてしまいます。本当に注意しましょう。壊してしまうと高い勉強代になってしまいます。
バッテリーを取り外す。
コネクタを外せば後はバッテリーを取り外すだけです。バッテリーは両面テープで固定されているのでマイナスドライバなどを差し込んでテコの原理で上に持ち上げます。周囲をぐるっと順番に持ち上げると良いでしょう。
新しいバッテリーを取り付けて元に戻す
ここまで来たらあとは新しいバッテリーを取り付けて元に戻すだけです。バッテリーのコネクタは元から付いていたバッテリーを見本に折り曲げます。大事なので何回も言いますが丁寧に折り曲げてください。もげても知りません。バッテリーを取り付けたらコネクタをはめて、黒いカバーを取り付けて裏蓋も閉めたら終了です。お疲れ様でした。
まとめ
Nexus5 のバッテリーは必要な道具と少しの勇気と優しく扱う心があれば可能です。Android 6.0 にアップデートできることですし、バッテリーを交換して延命してまだまだ活躍してもらいましょう。
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