Office 2016 for Mac の Word で文字入力が遅くなることを回避する
はじめに
Mac で Word 2016 を使っていて日本語入力が遅いと感じたことはないでしょうか?本記事では Word2016(Office 2016 for Mac の Word)で文字入力が遅くなる問題の回避方法(解決方法)を説明します。
遅くなる条件
文字入力が遅くなる時の条件として「互換モードでファイルを開いている」ということがあるようです。
互換モードになる条件
拡張子が doc であるファイルが互換モードになることはすぐに予想できるのですが、拡張子が docx でも Word 2007(Windows) 、Word 2010(Windows)、Word 2011 で作られたファイルは Word 2013 と Word 2016 では仕様が異なります。そのため互換モードで動作することになってしまいます。
解決策 (拡張子が doc の場合)
互換モードではなく新しいファイル形式で保存し直します。メニューから ファイル -> 名前を付けて保存... を選択してウインドウを開き、「Word97-2004(.doc) 」から「Word文書(.docx)」に変更してから保存します。
解決策 (拡張子が docx の場合)
前述のとおり拡張子が docx でも互換モードで動作する場合もあります。その場合は変換する必要があります。メニューから ファイル -> ドキュメントの変換 を選び新しい形式に変換します。
おわりに
Word2016(Office 2016 for Mac の Word) では互換モードで動作している時に、文字入力(変換などすべて)が極端に遅くなってしまう問題があります。その場合はファイルを新しい形式で保存・変換することで解決します。